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小さな子どもをもつ母親、とりわけひとりで子育てするシングルマザーの場合、なによりも生計をたてるために“安定した収入”を得ることが大事です。しかし、「正社員として働いた方がいいのかな?」「でも、時間的に無理そう」なんて頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。今回のコラムでは、シングルマザーが上手に家庭と両立して働ける、おすすめの仕事についてご紹介していきます!
目次
1. シングルマザーの就業状況と悩み
┗シングルマザーの就業状況
┗シングルマザーが抱える主な悩み
2. シングルマザーの仕事探しのポイント
┗仕事の探し方
┗子育て中の人が多い職場を探す
┗自分のキャパシティを把握する
3. シングルマザーにおすすめの仕事
┗雇用形態の選び方
┗おすすめの仕事例
┗資格取得支援制度
4. 長い目でみた“仕事探し”をしよう!
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まず、厚生労働省が母子世帯・父子世帯について調査した「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」をもとに、シングルマザーの実情を解説していきます。
調査結果報告によれば、シングルマザーの81.8%が就業をしています。そのうち44.2%は正社員で、パート・アルバイトは43.8%です。
仕事としては事務職が最も多く、次いでサービス業、専門的・技術的職業、生産工程……となっており「時間の融通が利く」「求人が多い業界」で働いている人が多いようです。
シングルマザーの平均年収は243万円(2015年実績)で、とくに派遣やパート・アルバイトとして働いているシングルマザーは、収入が低いことを理由に転職を考えている傾向があります。
シングルマザーが「自身についての悩み」としてあげた上位3つは、以下のようになっています。
・家計:50.4%
・仕事:13.6%
・自分の健康:13.6%
「家計をうまくやりくりするには、どうしたらいいだろう」
「家事と仕事を上手に両立できるかな」
「どんな仕事に就いたらいいかわからない」
「条件に合う仕事がなかなか見つからない」
……などと悩まれていることでしょう。
【出典】厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188147.html
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家庭との両立ができるかがキーになってくる、シングルマザーの働き方。仕事の探し方や仕事選びのポイントをご紹介します。
◆探し方その1 「転職サイト・求人サイトから探す」
豊富な職種・求人が掲載されているメジャーな求人サイトの他にも、「特定の職業に絞ったサイト」「女性を対象にしたサイト」「母親を対象にしたサイト」など、特化した求人サイトがあります。対象となる方に向けたコラム記事など、お役立ち情報がまとめられていたりもします。
◆探し方その2 「マザーズハローワークを利用する」
あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、子育てをしながら仕事を探している人のために特化したハローワークが“マザーズハローワーク”です。
求人情報が得られるだけではなく、就職に役立つ講習やセミナーが定期開催されており、なかには、ひとり親が対象のセミナーもあります。同じ状況の人が集まるので、情報共有の場としても有効です。
マザーズハローワークがお近くにない場合でも、一般のハローワーク内に“マザーズコーナー”が設けられていることもあります。
▽マザーズハローワーク・マザーズコーナ(厚生労働省)▽
https://www.mhlw.go.jp/kyujin/mother.html
子育て中の人が多い職場のほうが、シングルマザーに理解があるため働きやすいと言えます。たとえば、子どもの体調が悪くなってしまい、急に休みたい!早退したい!となった時にもシフト調整を柔軟にしてくれると助かりますよね。
応募や面接の時点で、子育て中の方がどのくらい活躍しているのか、しっかり確認しておきましょう。また、「有給取得率はどのくらいか」「平均残業時間はどのくらいか」といった点もおさえておくと、職場選びをする際の安心材料になるのでおすすめです!
シングルマザーは、「自分がしっかりしないと!」という責任感に押しつぶされて、知らない間に自分自身がダウンしてしまうこともあるでしょう。頑張ることはよいことですが、頑張りすぎて倒れては元も子もありません。自分の心身の体力や限界を、きちんと把握しておきましょう。
そして、受けられる支援やサポートはしっかりと調べて活用しましょう(このあと詳しくご紹介します)。
また、収入を増やすためにWワークをされる方もいますが、基本的にはおすすめしません。家事・育児をこなしながら、仕事を2つこなすことは体力はもちろんのこと、時間的にも限界があります。なるべく高収入が得られて、かつ長期的に働ける環境を探しましょう。
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仕事の探し方を理解したあとは、次に「どんな仕事が自分に合うのか」のチェックをしておきましょう!
世の中には、正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・パート……と、さまざまな雇用形態があります。シングルマザーが働く際は、まずお子さんの年齢を踏まえて、どの雇用形態を選択するか考えましょう。
<子どもが小学校低学年以下の場合>
子どもがまだ小さい年齢の場合、大人が側にいる環境をつくることが重要です。そのため、近くに実家や頼れる人がいない場合は、働き方に融通のきくアルバイト・パートがおすすめ! 子どもとの時間を大切にできるワークスタイルを選択しましょう。
<子どもが小学校高学年以上の場合>
ひとりで留守番ができるくらいに成長したら、今後の学費や習い事代などを考えてフルタイム勤務を検討しましょう。今はやりくりできていたとしても、今後何が起こるかわかりません。堅実にお金を稼いでいきましょう。
とはいえ、フルタイムで安定した収入を得たい=正社員になろう!と安易に考えるのではなく、家庭と両立できるかどうかしっかり見極めましょう。正社員は安定した収入を得られますが、責任が増えて残業による拘束時間が長くなるなどし、苦戦をしているシングルマザーもいます。
そのため、ゆくゆくのことを考えて「社員登用があるかどうか」「この先転職をしたとしても、武器になるスキルは身に付くか」などのポイントを事前に確認し、はじめはフルタイムのアルバイトから始めるのもおすすめです!
(1) 看護職
人の健康に関わる仕事内容なので、他の職種より高水準の給与を得ることができます。また、女性が多く働いている仕事なので、子育てや家事との両立に理解があることもメリットです。
国家資格が必要な職業というイメージもありますが、未経験や無資格でもできる仕事から任せ、働きながら資格取得を目指せる職場もあります。
(2) 介護職
こちらも看護職同様、「他職種より高水準の給与」で「女性が多く働いている」仕事です。社会福祉士やケアマネージャーなど、働きながら取得できる資格も豊富で、給与UPを目指すことも可能! 将来的に需要のある業界なので、長期で安定して働きたいという方におすすめです。
(3) 事務職
前半に紹介した2つに対し、事務はデスクワークの仕事になるので、体力的にきつくありません。また、比較的残業が少なく定時に退社できたり、土日休みの職場が多いため家庭と両立しやすいことがポイント。ただ、一般事務や営業事務、医療事務といった各種事務職は人気があり、採用のハードルは他の仕事と比べて高くなります。
(4) コールセンター
こちらも事務職と同じくデスクワークなので、体力的には比較的ラクです。シフト制で残業も基本的になく、少日数・短時間からでも始められるため、比較的融通がきくのがメリットです。
また、アルバイトや契約社員から社員登用を活発に行っている業界でもあり、「子どもが大きくなって自立したら、社員で働きたいな」と考えているシングルマザーには、うってつけです。
次に、シングルマザーにぜひ活用してほしい、資格取得のための支援制度を紹介します。
◆自立支援教育訓練給付金
仕事の経験が少なく、家計をまかなえるくらい収入を得ることが厳しいという母子家庭・父子家庭が教育訓練を受ける場合、受講料の一部(上限60%)が支給される制度です。対象講座が限られてくるため、下記URLを一読したうえで、お住いの自治体に問い合わせてみましょう。
【出典】厚生労働省「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html
◆高等職業訓練促進給付金
看護師・介護福祉士などの国家資格取得のために、1年以上専門学校や修業施設に入る際に、生活費の負担軽減を目的として「高等職業訓練促進給付金」が、そして入学金の負担軽減を目的として「高等職業訓練修了支援給付金」が支給されます。
【出典】厚生労働省「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html
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シングルマザーの仕事選びには、長期的な視点が必要です。子どもが小さく、どうしても時間の捻出が厳しいという場合は、まずはアルバイト・パートからスタートし、社員登用制度が整った職場を選ぶとよいでしょう!
たとえば、今回紹介したコールセンターは「シフトが柔軟に調整できる」「社員登用のある職場が多い」と、長く働くのにピッタリです。
三井物産グループのりらいあコミュニケーションズ株式会社が運営するWeb求人サイト、ジョブポケットでは、コールセンターの求人を多数掲載しております!
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などなど、シングルマザーにピッタリのアルバイト・パート/正社員求人情報が掲載されています。
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<求人の探し方から応募までの流れ>
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以降、採用担当から今後の面接日程などのご連絡が届きます。
りらいあコミュニケーションズには、女性が活躍できる仕組みと風土があります。2019年には厚生労働大臣より、女性が活躍できる取り組みをしっかり実施している企業として「えるぼし認定」を受けました。
▽【ニュースリリース】女性活躍推進法に基づく優良企業の認定「えるぼし」の最高位を取得▽
https://www.relia-group.com/news/2019/20190828-000763.html
もちろん、りらいあコミュニケーションズは働くシングルマザーを応援しています! 働くことに対して1人で悩まずに、なんでも相談してください! 「主婦の方はどのくらい働いていますか?」「社員登用実績はありますか?」などといった問い合わせも、歓迎です! いっしょに、最良の働き方を探していきましょう♪
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